掲題のフローについて概要編で公開した掲題のフローの解説編その1を投稿する予定でした。
ですが、先日フローを公開したときには未実装だったスケジュール実行を実装しましたので解説編の対象をこちらの版のフローにしたいと思います。
そのため、今回は概要編の続きという位置づけにします。
追加で実装した内容
フローに追加で実装した内容は「未回答者チェックのスケジュール実行機能」です。
前回は、フローを実行したら即時でチェックを実行するのみでした。更新版のフローでは即時実行にするかスケジュール実行にするかを選択できるようにしました。
更新したフローをGitHubに公開しました。
フローのアップロード先のパスは前回の本文に記載したものと同じです。更新内容が前回公開したフローの完全な上位互換なので、前回公開したファイルは削除しました。
github.com
フローの使用イメージ
前回との共通部分
前準備
以下の部分は前回の"前準備"の章と同じです。そちらを参照してください。
- チェック対象メンバーの指定
- フォームへの回答を行ったかどうかを監視したいメンバーを指定します。
- 投稿先チャネルの指定
- フローが各メンバーの回答日時をチェックした結果を投稿するチャネルを指定します。
前回の"前準備"の章:
【概要編】Microsoft Formsのフォームに回答していないひとに対して自動でメンションする - ルドルフもわたるふもいろいろあってな
フォームの作成
ここも前回と変わりません。
このフローで使うためにフォーム側に必要な仕込みは特にありません。自由なフローを作ってください。
フォームの回答を収集する
ここも「フォームの作成」と同じく、フローのために必要な仕込みは無いです。
前回と差異がある部分
フローを実行
ここが前回と異なります。
フロー「フォームの未回答者をチェック」の実行ボタンをクリックします。
「フォームURL」と「未回答者にメンションをする」は前回の版でもありました。トリガーの日付指定と時刻指定が今回新しく登場したものです。
日付指定はカレンダー形式の入力です。未指定の場合はチェックが即時実行されます。
時間指定は30分刻みで選択肢から指定します。
「フローの実行」ボタンをクリックします。
フローの実行時に日付を指定した場合は、botによってフロー実行者宛にチャットが送信されます。日付未指定の場合はこのチャットは送信されません。
「チャンネルを開く」をクリックすると、フォームの管理画面が開きます。
指定した時間になると、その時間(= フローの開始時間ではなくスケジュール実行された時間)の未回答者チェックが行われます。
チェック結果がチャネルに投稿されます。投稿の本文は前回から更新ありません。また、「フォームを開く」リンクの遷移先は管理画面ではなくて回答フォームです。
チャネルに投稿が行われると同時に、botがフロー実行者宛にチャットで通知します。このチャット通知は新しく追加したアクションです。
「フォームを開く」リンクの遷移先は管理画面です。
ステップごとの説明は解説編で触れます。
ステップごとの説明は解説編を数回にわたって行う見込みです。
今回は以上です。