ルドルフもわたるふもいろいろあってな

Microsoft 365、Power Platform、PowerShellについて調べたことや検証したことなどを投稿します。技術の話は面白い。

【Power Automate】【概要編】スレッドでの発言者を既存のタグに追加する

前回のフローと同様でAdaptive Cardを活用するフローを作成しました。

このフローをGitHubで公開しました。下記リンク先からダウンロードしてください。

github.com

 

説明

このフローはMicrosoft Teams で指定したスレッドの発言者を既存のタグに追加するフローです。

このフローは以前公開した下記フローからアイディアを派生させて作成したものです。よければこちらも合わせてご参照ください。

  • 【Power Automate】【概要編】スレッドの発言者をメンバーにしたタグをつくる

wataruf.hatenablog.com

  • 【Power Automate】【概要編】Microsoft Teams 内の指定したスレッドの発言者とのグループチャットを開始する

wataruf.hatenablog.com

使用イメージ

メンションを送信したい投稿で「・・・」>「その他の操作」をクリックし、今回のフローの名前を選択します。

フローが開始された旨のダイアログが表示されます。

フローが開始され、フローbotからチャットが送られます。フローの起点となったスレッドの発言者が一覧で表示されます。こちらがタグに追加する対象のメンバーとなります。

チーム内に存在するタグが一覧で表示されます。メンバーを追加したタグを選択して「メンバーの追加を実行」ボタンをクリックします。

「実行要求を受け付けました」と表示されます。フローの処理が完了するまで数秒待ちます。

処理結果が表示されます。指定したタグに登録されているメンバーが一覧表示されます。そのメンバーのうち、フローによって追加されたメンバーについては「今回追加した」欄に「○」が表示されます。

※ただし、既にタグにいたメンバーを追加対象に指定した場合も「○」がつきます

メンバーの一覧はもちろんTeamsのタグ管理画面から確認することができます。

フロー図

アクションの設定を閉じた状態のフロー図

開いた状態のフロー図

ステップごとの解説は解説編で行います。

ステップごとの解説は解説編で触れます。

このフローをGitHubで公開しました。(再掲)

フローをGitHubで公開しました。下記リンク先からダウンロードしてください。この投稿の冒頭で記載しているリンクと同じです。

github.com


今回は以上です。

追記:「解説編その1」を投稿しました。

wataruf.hatenablog.com